片付け月間
古いマンガを読んで手放すことにしました。
今回はガンガン行けそうな予感がしています(笑)。
- 作者: 里中満智子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1984/09/11
- メディア: コミック
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20代の頃ハマってました。
歴史マンガではあるのですが、そこは少女マンガですから恋愛中心。濃さは半端ないです。
中大兄皇子=天智天皇と言えば大化の改新の立役者、歴史上の重要人物なのですが、ヒロインにとっては「残虐非道な父」。大河ドラマのように生まれ落ちた時からのストーリーなので、ご両親の物語から始まるわけなのですね。本人が生まれたその年に蘇我入鹿を倒し、事実上の最高権力者となった父。権力を奪われる可能性のある関係者を次々に処刑。やさしい祖父と母もその父が原因で幼少時に喪われたことで、「おとうさんより偉くなる!」という誓いを立てる。そして父と敵対する皇子様と最初の恋に落ちていく(←7歳)・・人生のはじめから大変ハードです。
ヒロイン以外の女性も個性豊かでひかれますね。額田王の存在感がとにかくすごい。
どこまで感想を綴れるかはわかりませんが、古代の大胆な親族間の愛憎劇に、またしばらく浸ってみようと思います。