ドーパミンはたくさん出なくていい
ゆうきゆう先生の新刊が出ましたね。
マンガで分かる心療内科 依存症編(酒・タバコ・薬物) (ヤングキングコミックス)
- 作者: ゆうきゆう,ソウ
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2016/07/11
- メディア: コミック
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このシリーズは下ネタも多いため、若干女性には紹介しづらい漫画でも実はあるのですが(笑)今回は私にとって大事なテーマなので、紹介させていただくことにしました。
私は、一応クリニックにかかっていて、ADHDのボーダーラインという扱いで毎月カウンセリングを受けています。また、先生の診断では、どちらかというとよく併発すると言われている「双極性障害」が発症する危険があり、そちらの方が心配だということでした。
最近、詳細は話せないのですが、勤務先で色々と恒常的な問題が起きているため、病気の症状が出かけているかもしれないという不安を感じていたました。正直、ひとりの時は包丁を見るのが怖いのです。自殺願望や自傷行為の経験はないのですが、自分の脳の働きに対しての恐怖が強く、緊急でクリニックにかかるべきか悩んでいたのです・・が、この新刊を読んであっさりとスッキリ解決しました。自分のこれからの考え方のベースが作られたという印象です。
ドーパミンは少量だが常に出ているはず
ドーパミンはたくさん出なくていい
結論はこれだけなのですが(笑)。
作品中はADHDについては触れていません。
ただ、ドーパミンとADHDには密接な関係があり、服薬で働きを良くしたりもするそうですから無関係ではないかと思います。私はまだ服薬経験はないのですが、「ドーパミンは増やさなければならないものなのか」というのが私の一番引っかかっていたことです。そもそもADHDが依存症になりやすいのもドーパミンが原因なのがとてもつらく、悔しいことで、この件は諦めて自分で注意するしかないのかと。
それと同時に、ドーパミン増やす薬飲んで無理矢理やる気にしたり、落ち着かせたりなんて、ボーダーラインの私が求めるのは違うんじゃないかって。
ということに悩んでいたわけなのですが。
なので、少量のドーパミンに自分で気付くよう仕向けることが出来るかもしれない希望が生まれたことと、たくさんのドーパミンは逆に不幸のもとかもしれない、だからできるだけ避けて生きたっていいんだ。ということが何年も依存症と向き合っていた私にとって、今までで一番の朗報ではないかと。
そう感じたわけなのです。
依存症への不安がある方には、ぜひご一読いただきたいです。