久しぶりに本の紹介。
- 作者: 水島広子
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2004/08/01
- メディア: 単行本
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私は、幼少時の家庭環境などからちょっと不安があるので、うつ病や依存症にならないように、自信を失いそうな時には何冊か本を読むようにしています。
なかなかこれはという本に出会えるわけではないのですが(単なる「こんなひどい依存症の人がいるんだよ〜」っていうゴシップ的な紹介ばかりのは最悪)、今回はいいなと思ったので紹介してみました。
何も、難しいことは書いてありません。ある意味当たり前のことなんです。でも、結局そうなんだよな、と基本に立ち返ることが出来る内容でした。
ストレスやうつ病の原因はほとんどが人間関係に関わることなのだから、そこをきちっと解決しようとしないと先には進めないということです。
精神的な病気に関する本やコラムのほとんどが「自分に起因することなんだから自分のルーツやら自分の考え方自体を変えよう」という内容が多い中で、「それだけじゃ解決しないに決まってるじゃん」ってことを分からせていただけるし、どういうとっかかりで行けばいいのかの参考ケースがわかりやすく書いてあります。
人間関係で悩みがちな方は、一度読んでみていただけるといいかも。